ビュ~ビュ~。

風が強いですね。

日出学園小学校がある市川市には、強風注意報が出ています。

あまりにも風が強かったので、校庭で行う予定であった体操朝礼はアリーナ2で表彰朝礼という形で行うことになりました。

 

アリーナに入るとキラキラと輝くトロフィーが置いてありました。

これからの朝礼で表彰が行われます。

 

図書の葉書作文コンクール、図工の絵画、書写の作品、そしてスポーツ大会の結果について表彰が行われました。

一人ひとり校長先生から賞状を受け取ります。

子どもたちは少し緊張気味…。

スポーツ大会の表彰では、トロフィーを頂きました。

 

もらったトロフィーは全員に見せて、拍手をしてもらいました。

『トロフィー取ったぞー』という声が聞こえてきそうです。

 

喜びを共有して、それを全員で祝う。

自分のことではなくても、一緒に喜べるって素敵なことだと思いませんか。

誰ががんばったというのではなく、表題を『みんながんばりました』にしたのは、そのような意味があるのです。

 

卒業式カウントダウン

~あと5日~

日出学園小学校のある市川市は、市の木でもあるクロマツとの、調和のとれた美しい街並みとして知られています。

永井荷風、幸田露伴、北原白秋など数多くの文人が好んで住むほどの魅力ある場所だったそうです。

とくにここ菅野地区は、かつて東京下町の富豪の別荘地だった広い敷地内や道路などに多くのクロマツが残されています。

 

しかしながら、近年、日出学園小学校周辺は、平成27年度完成予定の東京外郭環状道路の建設に伴い、クロマツの伐採が行われ、昔からの景観が失われつつあります。

そんな折、当時の景観を後世に残したいという関係諸団体からの話があり、日出学園小学校側も移転後の新しい校舎からクロマツの見える風景を再現したいという思いから、平成16年4月、クロマツ再生プロジェクトが始動されました。

 

当時の3年生が種をまき、大切に大切に育てました。

 

↑ 種まきの様子とクロマツの芽(平成16年)

 

その後、苗が大きくなるたびに鉢の交換を行いました。

クロマツと一緒に、育ててきた子ども達も成長し、5年生になると2つ下の3年生に引継いできました。

長期休みも水遣りを欠かさず、猛暑や病気から守り、130本ほどの苗木が育ちました。

←引継ぎ式の様子(平成18年)

3代目の3年生に引き継がれた1年後の平成21年。もう、鉢には収まらなくなり、建設現場内にある仮の土地に植樹されることになりました。

クロマツの管理はNEXCO東日本へ引き継がれ、7年におよぶ日出学園小学校の役目を無事終えることができました。

←クロマツの植樹の様子(平成21年)

 

さて、そのクロマツは今、どうなっているのでしょうか?

今月5日、当時3年生で種まきをした現高校3年生に呼びかけ、クロマツ鑑賞会を開きました。

当時クロマツの育成に関わった教員をはじめ、市の職員の方、NEXCO東日本の方、植え替えや植樹に関わった方々にもお忙しい中お集まりいただきました。

久しぶりのクロマツとの再開に、生徒達は驚いていました。

自分達の手を離れたときは、まだ2~30cmほどだったのに、今では自分達の身長をはるかに超えていたのですから…。

当時の思い出をつい昨日のことのように、教職員と話していました。

 

このクロマツが数年後に、外環道沿いに植えられたときは、さらに感慨深いものとなるでしょう。

昔のようにクロマツのある風景がもどり、人々の心を和ませてくれることを願っています。

 

 

卒業式カウントダウン

~あと6日~

『先生方、6年間本当にどうもありがとうございました。』

アリーナ1に6年生の元気な声が響きます。

今までの練習の成果がしっかり出ています。

 

今日は、謝恩会。

今までお世話になった先生方や家族に、6年生がお礼を言います。

あっ。少し早いですが、6年生ではなく卒業生という呼び名に変えましょうか。

 

12時、5年生以下の子どもたちは下校して、早速謝恩会が始まります。

卒業生が、先生方一人ひとりをエスコートして、入場します。

子どもたちは恥ずかしそうですが、先生方はうれしそう(笑)

 

学園長や校長のお話の後、みんなで会食しました。

食事中には、卒業生一人ひとりの1年生と6年生の写真がプロジェクターに映し出されました。

写真が映し出される度に、卒業生からは歓声が上がりました。

 

そして、冒頭部分の呼びかけです。

小学校生活6年間の行事を呼びかけで表現しました。

臨海学校や日出祭の劇の一部分、鼓笛演奏は実際に行いました。

ちなみにこの写真は最後の自然教室で作ったふくべ細工をみんなでお面のように付けているところです。

 

最後に先生方にお花を贈呈しました。

 

6年間の大きな行事は残すところ卒業式だけとなりました。

いよいよ卒業式まで、あと1週間。

最後の1週間、存分に小学校生活を楽しんでください!

 

卒業式カウントダウン

~あと7日~

 

昨日とは打って変わって青い空が広がっています。

春らしくなって来ました…と言いたいところですが、寒風が吹きぬけています。

ビュービュー。

いつになったら、春が来るのでしょうか。

 

毎年6年生は卒業制作を行っています。

校舎内の壁に行事を模った大きなボードを作ります。

去年の卒業生が作成したもので、4年生の自然教室の様子です。

 

今年はどのようなものが出来上がるのでしょうか。

6年生は放課後に有志が残って、一生懸命作っています。

ちょっと図工室をのぞいてみましょう。

 

大きな木製の板にペンで絵を描きます。

その絵に合わせて、様々な色のタイルをボンドで貼っていきます。

使うタイルはこれです。

 

もともとは大きなタイルなので、ペンチで小さく切っていきます。

切る担当は一人だけどがんばって!

 

これを貼っていきます。

単純作業のようですが、子どもたちはおしゃべりをしてとても楽しそうにやっています。

 

ここで作ったボードは卒業後も残り続けます。

何十年後に日出学園小学校に戻ってきたときに、自分が作ったボードを見る。

きっと、その時に思い出が一緒に思い出されるのではないでしょうか。

 

卒業式カウントダウン

~あと8日~

3月になりましたが、今日も寒いですね…。

しかも、雨まで降っています。

春の陽射しが恋しいです。

 

6年生特別授業3回目、昨日は二見校長が授業をして下さいました。

授業の内容は、『平和とは何か考える』というものです。

沖縄戦、原子爆弾、神風特別攻撃隊、回天…。

太平洋戦争で日本が経験した悲惨な過去について学習しました。

戦争を実際に体験している人たちは、年々減ってきています。

知識として知っているのと、経験していることとは、大違いです。

子どもたちも歴史の学習での知識がほとんどで、 実際に日本でおきたことであるという感覚が乏しいように思えました。

 

最後にこのように授業を締めくくりました。

『親よりも先に死んではいけない』、『人に迷惑をかけてはいけない』。

校長がいつも言っている、『凡事徹底』を体現した言葉です。

中学校の進学前に、特別授業から人間として大切なことを学ぶことができました。

学んだことを胸に刻み、大空へはばたいてほしいと思います。

毎日お弁当を作ることは、とても大変なことだと思います。

以前、小学校卒業間際の6年生のおうちの方にアンケートを行ったところ、お弁当について、こんな声が聞けました。

「お弁当ということで、大変かなとも思いましたが、親子の繋がりが増し、良いコミュニケーションになったように思います。結果的にお弁当を通して学ぶことがありました。」

「お弁当は、毎日のことで朝が早く大変でした。しかし、食に関することは、親が子にしてあげられる大切なことです。私は、子どもにとって良い親とは言えないのですが、おかげで毎日の手作りのお弁当を持たせることができました。」

 

今日は、学年最後のお弁当。

あわせて、兄弟ランチタイムです。

1・6年、2・5年、3・4年の兄弟クラスで、一緒にお弁当を食べました。

 

おうちの方も意識して作られたのか、ステキなお弁当が机に並びます。

下級生の中には、おうちの方の作った見事なお弁当を周りの子に話題にされ、嬉しいような恥ずかしいような表情をしている子もいました。

以前、私が受け持った子のお母さんは、その子がテストで間違えた漢字をご飯の上に海苔で表したお弁当を持たせていました。

 

また、おうちの方からメッセージが入っていた子も…。

「1年間、ピカピカに食べてくれてありがとう!」

工夫ひとつで親子の会話が生まれるのもお弁当です。

 

帰宅した子ども達は、1年間のお弁当作りに感謝して、おうちの方へ「ありがとう」と言えるでしょうか。

これからも、お弁当が親と子のコミュニケーションの一つとなることを願っています。

今日、3月3日は桃の節句、ひな祭りです。

ひなまつりは女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です。

そして、そのひな祭りに欠かせないのが、ひな人形です。

何層にも分かれた、ひな壇に飾られた人形は見ているだけでも、飽きません。

 

日出学園小学校でも、小さなひな人形が飾られました。

ちなみにこれは、大階段の1階付近にあります。

 

ただいまの時間は午前7時45分。

8時5分から職員の打ち合わせが始まるので、

それまでの時間を利用して小学校の中のおひな様を探してみようと思います。

それでは、ひな人形を探しにレッツゴー!

 

まずはこちらの写真です。

折り紙クラブの顧問の先生が作った作品で、1年生の廊下にありました。

内裏雛(お雛さまとお内裏さま)だけでなく、三人官女や五人囃子も作ってあって、力作です。

 

あっ! ここにもあります。

これは、1年生の教室の後ろに飾ってあるもので、

一人ひとりが作りました。

個性が出ていて、とても良いですね。

 

階段を上がって、2年生のフロアに行きました。

こちらの教室もひな祭りの作品が飾ってあります。

一枚の画用紙にいくつかの人形を折り紙で作ってはり、色鉛筆で絵もかきました。

 

ここまで来たときに職員室に戻る時間になってしまいました。

集まってきた子どもたちの写真を撮って帰ります。

 

ひな祭りは、女の子のお祭りというイメージが一般的です。

しかし、男女の仲がとても良い日出学園小学校では、関係なく男の子も楽しそうですね。

季節の行事が、子どもたちの関係を深める良い機会になってくれれば良いと思います。

6年生卒業まであと15日となりました。

卒業式を間近に控えたこの時期、6年生との卒業試合が各クラブで行われます。

今日は午後からバスケットボールクラブが卒業試合を行っていました。

バスケットクラブの卒業試合ではOB戦を兼ねており、6年生が在校生や卒業生、保護者の方や職員と対戦します。

このOB戦は、卒業試合とともにバスケットクラブの設立から伝統的に行われており、途絶えることなく続いており、年に1度のこの日のために、OBの方々は日出学園小学校まで足を運んでくださいます。

OBからも、「懐かしい」「年が明けると、OB戦の連絡が待ち遠しい」という声も聞こえてきました。

また、懐かしい顔が帰ってくるということもあり、職員の多くの人がアリーナに来ます。

 

卒業試合の最後に 子ども達から顧問に、感謝の言葉とともに色紙が渡されました。

普段厳しい指導をしている顧問の目から涙がこぼれました。

今日の卒業試合は、6年生の心にも深く刻み込まれたことでしょう。

 

『国民教育の父』と言われた森信三氏の『しつけ3原則』というのがあります。

1 朝は必ず、両親にあいさつをする子にすること

2 親に呼ばれたら、元気よく『ハイ』と返事する子にすること。

3 履物をぬいだら必ずそろえ、席を立ったら必ずいすをしまう子にすること。

 

今日はその中でも、3番目に着目してみようと思います。

子ども達が下校した後、昇降口に行ってみました。

この写真は、3年生から6年生の昇降口の写真です。

履物がそろっていることがわかると思います。

もっと大きな写真で見てみましょう。

上の段には外ばきが、下の段には上ばきが入っています。

ブログの写真用に、そろえたわけではありませんよ(笑)

子どもたち一人ひとりの心がけによるものです。

 

『靴をそろえる』

簡単なことですが、そのようなことの積み重ねが大切なのです。

最後に、円福寺の住職である藤本幸邦さんが書かれた有名な詩を紹介しましょう。

 

『はきものをそろえる』

はきものをそろえると 心もそろう

心がそろうと はきものもそろう

ぬぐときにそろえておくと

はくときに心がみだれない

だれかがみだしておいたら

だまってそろえておいてあげよう

そうすればきっと

世界中の

人の心もそろうでしょう

皆さんが普段飲んでいる缶ジュース。

そのプルタブを車いすと交換することが出来る取り組みがあることをご存知ですか?。

 

日出学園小学校では、平成19年度から、児童会役員の話し合いによりアルミ缶のプルタブ集めの活動が始まりました。

活動内容としては、まずはじめに校内にプルタブ回収ケースを設置しました。

そして、子どもたちに関心を持ってもらうために、朝礼や校内放送等で児童会役員が声かけ、呼びかけをおこないました。

 

そして、月日が経つこと6年…。

目標である800kgのプルタブが集まり、車いすと交換することが出来ました。

ちなみにプルタブ一個の重さは0.5gです。

800kgに達成するためには、何個集まったのでしょうか。

何とその数、約160万本!!

 

ここで、題名のことわざを思い出してみてください。

『九層の台は累土より起こる』

大きな事柄も、ごく小さな事柄の積み重ねであることのたとえです。

 

車いすは日頃交流がある老人ホームに寄贈しました。

寄贈にあたっては、校内で贈呈式を行いました。

 

そして、その取り組みが評価され、おとといの2月25日(火)、市川市清掃行政協力者表彰式で表彰を受けました。

校長と総合学習主任の教員、児童会会長と副会長の4人が参加しました。

そこでいただいた賞状がこちらです。

今後も継続して回収を進め、ごみを資源に変えることにより、ごみの減少化にも取り組んでいきたいと思います。

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