私たちの周りには、多くの情報があります。

情報が氾濫していると言っても過言ではありません。

そのような情報の大海の中から、限られた真実を見つけ出すにはどのようにすればよいでしょうか。

 

5年生は先日、朝日新聞の方に出張授業をして頂きましたが、

本日は、実際に見学に行って参りました。

 

午前中はNHKを、午後に朝日新聞社を見学しました。

NHKでは、アフレコに挑戦したり、クイズに答えたり、大河ドラマの展示を見たり…。

どの子も目を輝かせて見学していました。

その他にも放送の仕組みや歴史をたくさん知ることができたようです。

 

浜離宮でお弁当を食べた後に、朝日新聞社に移動です。

高さ10メートルを超える大型の印刷機で 大量に新聞が印刷される様子を見ることができました。

その目にもとまらぬ速さにみんなビックリ!

帰りには、 できたてほやほやの夕刊をお土産にもらいました。

印刷したての新聞って冷たく湿っていました。

 

今は情報を電子メールでやり取りしています。

わずか150年前には、飛脚や伝書鳩が日本中を駆け巡っていました。

技術の進歩には目を見張るものがあります。

子どもたちには、この高度情報社会をたくましく生き抜いていかなければなりません。

正しい情報を正確に見分けることができる、『情報リテラシー』をしっかり身に付けて欲しいと思います。

6年生は、あと一ヶ月で卒業です。

たくさんの思い出が詰まった日出学園小学校ともお別れです。

子どもたちも、新たな旅路に向けて、心が躍っているでしょう。

この時期、中学校に向けての心構えや今後の生活に役立つ内容について、3人の先生方が特別講師となって授業をして下さいます。

 

今日は、元ひので会副会長の関さんが来て下さって、6年生に卒業記念授業をしていただきました。

内容は仏教用語を踏まえ、人としての心構えを学ぶというものです。

『一期一会』

これから出会う人を大切にしてください。人の出会いは一瞬かもしれません。

『加持感応』

自分の気持ちは相手にも伝わるものです。相手の良いところに気がつくようにしましょう。

『精進』

ひとつのことに精神を集中させて励んでください。

 

聞きなれない言葉もありましたが、子どもたちの心に残る授業であったと思います。

今は難しい言葉でも、今後わかるときがきっと来るでしょう。

『昨夜のうちに、真白な雪がどっさり降ったのです。

その雪の上からお陽さまがキラキラと照していたので、雪は眩しいほど反射していたのです。

雪を知らなかった子供の狐は、あまり強い反射をうけたので、眼に何か刺さったと思ったのでした。』

有名な童話、『手袋を買いに』(作:新美南吉)の一節です。

雪が積もった野山に飛び出した子ぎつね。

あまりのまぶしさに目に何かが刺さったと思ったのでしょう。

雪が降ると、辺りの風景は一変しますよね。

 

都心は45年ぶりの大雪でした。

交通機関にも大きな乱れが出ました。

日出学園小学校でも土曜日を休校にしました。

明けて月曜日…。

学校周辺の様子は大きく変わっていました。

通学路には、雪が積もっていたので朝から、職員総出で雪かきです。

 

ちなみに、グラウンドはコンディションが悪く、屋上は滑って危険なので、今日は子ども達は外遊びができません。

そんな小学校の様子を紹介したいと思います。

 

誰が作ったのでしょうか。

雪だるまがありました。

 

小校庭にはかまくらがありました。

 

最後におまけです。

誰がやったのでしょうか?(笑)

 

早く雪が溶けてグラウンドで遊びたいのか、

溶けていってしまう雪に未練が残るのか、

子どもたちの外を見ているさびしそうな顔が印象的でした。

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』

川端康成の小説『雪国』の一説です。

それをもじって私も文章を作りました。

『部屋の厚いカーテンを開けると雪景色であった』

あまり、風情がありませんね(汗)

 

今日は、雪のため子どもたちはお休みです。

教職員も安全に配慮して、普段より遅めの出勤です。

 

子どものときは、雪が降ると大喜びでした。

いつから、雪が降ってもうれしくなくなったのでしょうか…。

光の庭に小さな雪だるまを作りました。

ちなみに私は、去年の大雪の日に小校庭にかまくらを作りました。

晴れの日になっても、なかなか溶けないので、結局こわしてしまいましたが…。

いつまでたっても、子ども心を忘れない教員でいたいと思います。

校門を抜けると花壇に何かがあることに気がつきました。

何でしょうか?

近寄って、もっとよく見てみましょう。

バケツや小皿に水が張ってあります。

1年生の生活科で、水を一晩おいて氷にする実験を行いました。

 

果たしてどうなったのでしょうか?

昨日の晩は寒かったですね。

(昨日だけではありませんが…)

一晩で水が氷になりました。

 

当たり前のことですが、子どもたちはビックリ!

『す ごーい。氷になってる!』

『冷たーい!』

驚きや興奮の歓声があがります。

 

ひとしきり氷で驚いた後は、再び水を入れて氷作りです。

 

生活科の授業においては、感じたことや思ったことを最後に言葉や絵で表現することが大切です。

子どもたちは、各自でワークシートにまとめていました。

 

大人にとっては、当たり前のことやささいなことであっても、

子どもにとっては大事件だということがよくあります。

今日の授業の『水が氷に変化する』ということもそうでしょう。

私は、教員になってまだ間もないですが、

子どもの気持ちが理解できるような教員を目指しております。

子どもの気持ちに寄り添い、そして共感できる教員になれるように、

私たちも日々研鑽を積んでいきたいと思います。

お風呂に溶かすバスクリン、コーヒーに入れる砂糖、お湯に味噌を溶かしてお味噌汁を作る…。

これらは全て『溶解』という現象が関係しています。

『溶解』と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、その基本を小学校の理科でも学習します。

 

その単元は、『物の溶け方』で小学校5年生で学習します。

学習内容は大きく分けて3つあります。

①物が水に溶ける量には限度があること。

②溶ける量は水の温度、量、溶ける物によって異なること。

③物が水に溶けても、水と物とを合わせた重さは変わらないこと。

今日はこのうちの①を学習します。

 

日出学園小学校の5・6年生の理科の授業は、専科教員が行い担任教員が補助を行います。

 

実験は、上皿天びんを使って、正確に食塩を量りとり、少しずつ水に溶かしていくというものです。

単純なように聞こえますが、一つひとつの作業を丁寧に行わなければなりません。

 

まずはじめに、食塩を量ります。

上皿天びんの使い方は既習事項ですので、手つきもしっかりしていました。

次に量りとった食塩を水に溶かします。

注意深く入れないとこぼれてしまいます。

『気をつけて!!』

最後に溶かしているかどうか確認します。

溶けているのでしたら、さらに溶かします。

その繰り返しで、どれだけの食塩を溶かすことができるかがわかります。

 

実験結果をワークシートにまとめたところで授業終了です。

図や絵も使ってわかりやすくまとめられていますね。

 

5年生の理科では、様々な条件に注目して実験を行うことが目標になります。

どの条件を変化させるのかを子どもたち自身で気がついて実験を行って欲しいと思います。

 

 

 

■ ■ ■  入試報告会のお知らせ  ■ ■ ■

 

昨年11月に行われた入試の内容や結果、試験当日の流れなど、保護者の方の気になる情報をお話したいと思います。

また、個別相談ではご不明な点を分かりやすくお答えいたします。

 

・内容:学校紹介、入試の流れ、入試問題について、中学校入試合格速報

ご希望の方には、校舎見学、個別相談も行います。

・日時:3月1日(土) 11:00~

・場所:日出学園小学校

・お申し込みはこちら→http://www.hinode.ed.jp/element/admission/explan.html

 

今日の3・4時間目、朝日新聞社の方が特別授業をしてくださいました。

5年生の社会科の単元で『くらしを支える情報』という単元があります。

その単元では、情報の有効な活用について学習しました。

 

本授業のテーマは、『要約力』とはじめに教えて頂きました。

長い文章をまとめたり、物事の概略を素早く把握するということは、大人になっても必要な能力です。

 

上手にまとめられた文章は読者も読みやすいものです。

また、新聞はその読者のために書かれています。

新聞は場所によっても記事が異なります。

同じ記事でも紙面や写真の配置を変えたりしているそうです。

 

題字、大見出し、小見出し、リード(前文) 、本文。

これらは、新聞の紙面の場所を表すキーワードです。

『大見出し』は記事の内容を一言でまとめたもの。

ここで実際の新聞記事の大見出しについて考えました。

子どもたちは記事を真剣に読んで大見出しを考えます。

 

正解が発表されましたが、なかなか正解する子はいませんでした…。

難しいですね~。

子どもたちは、話を聞きながらノートに一生懸命まとめていました。

 

新聞記者は文章を書くプロです。

新聞を書くノウハウを理解して、今後文章を書く際に役立てて欲しいと思います。

今日の3・4時間目、『仲良し会』がありました。

3年生が、日出学園幼稚園の年長さんを招待して、一緒に遊びを楽しんでもらうというものです。

 

10時、いよいよ年長さんが幼稚園から歩いてきました。

『こんにちは!』

3年生が元気良く出迎えます。

くつ箱が高くて届かない子には、さりげなくお手伝いをしてあげました。

 

手をつないで、そのまま3年生のコモンスペースに向かいます。

そして、開会式。

まずはじめに校長先生のお話です。

『3年生のなかで、弟や妹がいない子はいますか?』

『年長さんの中で、お兄さんやお姉さんがいない子はいますか?』

どちらも、半分くらいが手を挙げました。

『今日は3年生が、特別にお兄さん、お姉さんになってください』

 

班ごとに分かれて、学校見学の後いよいよ遊び開始です。

1組、ペットボトルのボーリング。

楽しく遊べるように、ピンの間隔を工夫していました。

終わったあとには、ご褒美のシールがあります。

 

2組は、わなげ。

ルール説明も子どもたち自身で行います。

事前に言うことを紙に書いて、しっかり練習していました。

お世話をする子、得点を数える子というように、しっかり役割分担ができていました。

 

 

3組は、カルタです。

札を読む子たちの声は大きくて聞き取りやすかったです。

 

4組は福笑いをやっています。

3年生は、しっかり目隠しをするところから準備します。

 

顔のパーツを手渡ししてあげます。

いったいどんな顔が出来上がるのでしょうか。

それは、目隠しを取ってのお楽しみです。

 

楽しい時間は早くすぎるものです。

あっという間に時間になりました。

来たときと同じように、見送られ幼稚園に帰っていきます。

 

3年生はこれまで、小学校生活においてお世話をされる学年でした。

しかし、4月から4年生になります。

4年生からは、兄弟遠足や林間学校において下の学年のお世話を行います。

はじめての経験ですが一人ひとり学んだことは多くあったと思います。

 

 

今日は2月3日。節分です。

ところで、節分とはどのような日なのでしょうか。

節分とは季節の変わり目のことです。

邪気を払い、幸いを願う習俗が伝わり、豆まきや節分祭が行われます。

また、戸口に焼いたイワシの頭とヒイラギの小枝さす習慣もあり、

悪鬼の侵入を防ぐためと言われています。

 

4年生では、紙に自分のなおしたいところを書いています。

この子は『集中できない』ところをなおしたいのでしょうか。

全員のものが完成したら、模造紙にはります。

悪い鬼を追い払って欲しいですね。

 

5年生の教室の入り口にはヒイラギの木がありました。

 

先生も鬼になります。

 

季節の行事を通じて、日本の伝統文化を学ぶとともに、

望ましい人間関係を築いていって欲しいと思います。

 

少しずつ、少しずつではありますが陽の光が柔らかくなってきたように感じます。

今日は1月最後の日です。

 

日出学園小学校には文化系、運動系合わせて19のクラブがあります。

4年生以上の児童が金曜日の6時間目に活動を行っています。

 

文化系のクラブは、吹奏楽、習字、生花、茶道、理科、家庭科、将棋、折り紙、美術・工作、英語で、

運動系のクラブが、体育、サッカー、バドミントン、バスケット、テニス、ソフトボール、剣道、卓球、ユニホッケーです。

 

 

今日と来週、3年生は来年度4年生から始めるクラブを決めるための参考となるように、このクラブの時間に見学をします。

多くのクラブがありますが、人数に制限もありますのでいくつかの候補を見つけておかなくてはいけません。

 

クラブ活動は毎年子ども達に希望を取ります。

5年生や6年生の中には、毎年クラブを変える子もいます。

3年間変えずに活動を続ける子もいます。

一週間に一度の活動は、普段の教室ではできない大切な活動になっています。

同級生とだけではなく、上級生や下級生との活動は、多くの友達を作ることにもつながっていきます。

 

 

来週は、今日見たクラブの中で、入ってみたいなと思ったクラブに絞って見学する予定です。

1年間、充実した活動ができるように、しっかり自分に合ったクラブが選べるといいです。

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