少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

この記事では、入学考査関連の日程をまとめてご説明いたします。

 

<入試説明会・学校見学会の開催について>

・10月11日(木) 10:30~12:00

 

・前半は、講堂にて、学校や入学考査の概要について校長ほか、

 担当の教師がご説明いたします。

 

・後半は、4校時を自由にご見学いただきます。

 

・また、4校時には、校長ほか、教師数名が待機しておりますので、

 ご質問がございましたら、個別にお伺いいたします。

 

・この説明会、見学会には定員はありません。ですが、資料準備の

 ために、事前にお知らせくださると助かります。ご参加下さる場合は、

 以下のアドレスまで、メールでお申込みください。

 (当日のお申込みまで、対応可能です)

 

info@musashino-gakuen.com

 

件名に、「10月11日説明会参加希望」

 

本文に、「ご参加される方のお名前(ご夫婦だったり、何人かでいらっしゃる

場合は、すべての方)と、お子さまのお名前と性別、年齢、学年」

 

を書いて、お申込みください。

 

 

 

<入学願書の配布について>

9月7日~11月8日まで、1部500円で配布します。

 

・むさしの学園小学校事務室にてお渡しいたします。

※遠方等の事情により、ご来校が難しい場合は、電話にて

お問い合わせください。(042-361-9655)

 

・お取り扱いは、平日の午前9時から午後3時となっております。

 

 

 

<願書の提出について>

10月25日~11月8日までの間、むさしの学園小学校事務室にて

承ります。考査料20000円を添えて、ご提出ください。

 

・お手数ですが、必ず、窓口までお越しくださるよう、お願いいたします。

 

・受付は、平日の午前9時から午後3時となっております。

 

※初日、たくさんの方が並ばれた場合は、開始を繰り上げることが

ございます。ご了承ください。

 

 

 

<考査について>

・以下のうち、いずれか指定日となります。

 11月11日(日) ・ 11月12日(月)

 

・当日は、お子さまに対しての簡単なテストと、保護者の方の面接を

おこないます。

 

・保護者面接については、必ずしも、ご夫妻がおそろいになる必要は

ありません。

 

・発表は、11月12日(月)の考査終了後、できるだけ速やかに、

速達郵便にて、各ご家庭にお送りします。

 

 

 

<手続きについて>

11月13日(火) 9:00~15:00

 

・入学金310000円を指定銀行に振込み、その払込証を事務室まで

ご提出ください。なお、手続き後、入学を取り消されても、ご納入いただいた

金額はお返しできません。

 

 

 

<詳しくは…>

むさしの学園小学校事務室(042-361-9655)まで、

お気軽にお問い合わせください。

 

・メール(info@musashino-gakuen.com

でもお受けしますが、ご回答にお時間をいただくことになりますので、

その点は、ご承知おきください。

 

学園公式ホームページの「受験をお考えの方へ」に、募集要項

出ておりますので、そちらもご参照ください。

(近日中に、今年度のものに更新いたします)

 

学園ブログでは、むさしの学園小学校の日常や、子育てに役立つ

コミュニケーション情報、入学考査に関わる情報の提供をしております。

お時間のある折、ご覧いただければ幸いです。

 

むさしの学園小学校

042-361-9655

少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

今日は、9月最初の水曜日。

お誕生礼拝の日でした。

 

ご承知の通り、先月は夏休みでしたから、まず、今日は8月生まれ

お誕生を祝う時を持つことにいたしました。

(9月のお誕生礼拝は、来週の予定です)

 

一人一人、名前を呼ばれ、ステージに上がります。

そして、校長から、やはり一人一人、メッセージカードを受け取ります。

 

 

 

上級生になっても、やはりうれしいものです。

 

先日は、たまたまいらしていたご見学の方から、

「小学校でも、こんなに温かいお祝いをしていただけるなんて、

ビックリです!」

と感想をいただきました。

 

いくつになっても、この世に生を受けたことに感謝し、皆で祝うことは

とても大切だな、と感じます。

 

高価な、派手なモノはなくても、温かい心は伝わっていくようにも

思いました。

 

むさしの学園小学校

042-361-9655

 

少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

9月の親子コミュニケーションセミナーの計画がすべて決定しました

ので、お知らせします。

 

まずは、昨日もお伝えした9月8日のセミナーです。

 

9月8日(土) 10:00~11:30

「お子様が、身の回りのことを

 自分でするようになる心の持ち方」

 

少しでもいいから、自分のことを、自分からやってほしい…

 

それは、幼稚園児をお持ちの保護者の方なら、一度は持たれた

ことのある気持ちかもしれません。

 

もうそろそろ、これぐらいはやってほしい…

〇〇ちゃんは、もう、こんなことを1人でやっているらしい…

怒れば怒るほど、素直にならない…(そして、自分を責める…)

 

そんなことはありませんか?

 

むさしの学園では、保護者の皆様からのこんなお困りの声にお応え

して、幼稚園、特に年長程度のお子様が、自分で自分の身の回りの

ことをするようになるための、親御さんの心の持ち方について考える

セミナーを開催することにしました。

 

「言っても言っても、なかなか…」

 

なら、言わない方法もあるかもしれません。

 

視覚に訴える方法なんていかがですか?

 

心の持ち方のご提案と、そんな具体的なご提案もしようと思っています。

 

ぜひ、ご参加ください。

 

なお、この日は、年中・年長のお子様をお預かりできます。

特に、年長のお子様は、小学校への進学もあと少し。ちょっとした

経験でも、お子様の安心材料にはなるものです。どうぞ、ご一緒

ください。

 

また、年少以下のお子様は、大変、恐縮ながらお預かりはできません。

ですが、セミナーの席にご同席されることはかまいません。

 

 

次に、2つ目のセミナーです。

 

9月15日(土) 10:00~11:30

「小学校進学前に身につけたい

マナーと伝えるコツ」

 

子どもらしく、はしゃぐのもいいけれど、そろそろどうなのかしら… 

大人のようにはいかないけれど、子どもには子どもなりのマナーが

あるはずです。

どの程度は、しっかりと無理にでもしつけるべきなのか、

あるいは、どの程度は目をつぶっていいのか、

これは、ご家庭の考え方や方針、そして、お子さまの

年齢や個性によっても変わるでしょう。

ご参加の皆さまのお考えをうかがいつつ、小学校教師という立場から感じる

マナーについて、お話をさせていただこうと思っています。

なお、この日も、年中・年長のお子様をお預かりできます。

 

 

最後に、3つ目のセミナーです。

 

9月24日(月) 10:45~11:45

どなってしまう その前に!

 心を鎮める3つの方法」

 

気づくと感じている、イライラ…

これをなんとかしたい!

 

今までのアンケートで、数多くいただいた参加者の生の声です。

 

そこで、夏休みには、イライラマネージメントセミナーとして、

「イライラ」に焦点を当ててセミナーを2回開催しました。

 

今回は、それを踏まえて、気持ちを切り替える具体的な方法や

コツについて、ご紹介させていただこうと思っています。

この日は、平日ですので、お子様のお預かりができません。

恐縮ですが、ご承知おきください。

 

ですが、未就園の小さなお子様をご同席されることは可能

ですから、お気軽にご相談ください。

 

また、9月24日だけは、開始時刻・終了時刻が違いますので、

ご参加の際は、あらかじめ、ご確認をお願いいたします。

 

 

お申し込みは、以下のアドレスにメールでお願いいたします。

 

info@musashino-gakuen.com

 

件名に、「〇月〇日参加希望」

(複数のセミナーに申し込まれる場合は、一度にお申込み可能です。

 わかるようにお書きください)

本文に、「参加される方の名前(ご夫婦やご友人といらっしゃる

     場合は、すべての方)、お子様の名前・性別・年齢・学年」

をお書きください。

(お子様が体験授業に参加しない場合でも、お子様について、ご記入ください)

 

ご参加、お待ちしております。

ご不明の点がありましたら、お気軽に上記アドレスまでメールを

くださるか、以下の代表番号まで電話でお知らせください。

 

むさしの学園小学校

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少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

今日は、夏休み後、9月の親子コミュニケーションセミナーについて、

1つ開催が決定しましたので、お知らせします。

 

 

9月8日(土) 10:00~11:30

「お子様が、身の回りのことを

 自分でするようになる心の持ち方」

 

少しでもいいから、自分のことを、自分からやってほしい…

 

それは、幼稚園児をお持ちの保護者の方なら、一度は持たれた

ことのある気持ちかもしれません。

 

もうそろそろ、これぐらいはやってほしい…

〇〇ちゃんは、もう、こんなことを1人でやっているらしい…

怒れば怒るほど、素直にならない…(そして、自分を責める…)

 

そんなことはありませんか?

 

むさしの学園では、保護者の皆様からのこんなお困りの声にお応え

して、幼稚園、特に年長程度のお子様が、自分で自分の身の回りの

ことをするようになるための、親御さんの心の持ち方について考える

セミナーを開催することにしました。

 

「言っても言っても、なかなか…」

 

なら、言わない方法もあるかもしれません。

 

視覚に訴える方法なんていかがですか?

 

心の持ち方のご提案と、そんな具体的なご提案もしようと思っています。

 

ぜひ、ご参加ください。

 

なお、この日は、年中・年長のお子様をお預かりできます。

特に、年長のお子様は、小学校への進学もあと少し。ちょっとした

経験でも、お子様の安心材料にはなるものです。どうぞ、ご一緒

ください。

 

また、年少以下のお子様は、大変、恐縮ながらお預かりはできません。

ですが、セミナーの席にご同席されることはかまいません。

 

お申し込みは、以下のアドレスにメールでお願いいたします。

 

info@musashino-gakuen.com

 

件名に、「9月8日参加希望」

本文に、「参加される方の名前(ご夫婦やご友人といらっしゃる

     場合は、すべての方)、お子様の名前・性別・年齢・学年」

をお書きください。

 

ご参加、お待ちしております。

ご不明の点がありましたら、お気軽に上記アドレスまでメールを

くださるか、以下の代表番号まで電話でお知らせください。

 

むさしの学園小学校

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少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

今日は、中学校設立用の校地購入をしたお話からです。

1957(昭和32)年のことでした。

 

小学校だけのむさしの学園では、かねてより、中学校や高校の設立を

希望する声が多くありました。

 

そこで、府中市北東部の多磨町でよい条件の土地が見つかり、いよいよ、

話がまとまったのでした。

 

太平洋戦争後、現在に至るまで、私立の学校(小学校以上)は、学校法人が

設立しなくてはならないルールになっています。

 

そして、その新たな設置や人数の変更など、大きな手続きは、都道府県の

私学審議会での審査を経て、認可を受けなくてはいけないことになって

いるのです。

 

そこで、その手続きにのっとり、中学校設立の申請をおこなったのです。

 

しかし…

 

理由は示されないまま、2度にわたって審議未了、つまりは、

認可を受けられなかったのです。

 

今となっては、その詳細もわかりませんが、とにかく、認可を受けられなかった

ということは事実です。

 

恨んでも、愚痴を言っても始まりません。

手狭になっていた武蔵境(境南)の校地から、多磨に移転することに

なりました。

 

府中とはいっても、武蔵境からはわずか2駅で、時間も数分です。

それでいて、緑が多く、野川の流れる理想的な土地でした。

 

1964(昭和39)年、東京オリンピックで湧いたこの年の4月、

むさしの学園は、3度目の引っ越しをしました。

 

新しい校舎は、3階建て、鉄筋コンクリート造の頑丈な作りです。

最寄りの多磨駅からも3分と、ほど近く、そして、野川までも歩いて

10分とかかりません。

 

創立当初の西久保・戦後の武蔵境、そして、多磨と、それぞれの

場所で、それぞれの大切な日々があります。

 

時間としては、もう多磨での時間が一番長くなりました。

多磨に来た時に建てた校舎も今はなく、2代目校舎になっています。

 

しかし、今でも年に一度は必ず集まる同窓会では、西久保時代の

卒業生も、武蔵境時代の卒業生も、多磨の卒業生も、何か、同じものを

もっていると感じているのです。

 

場所や建物が変わっても、創立以来、むさしの学園が大切にしてきた

思いというのは、形を変えて受け継がれています。

 

むさしの学園小学校

042-361-9655

少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

今日は、夏休み後、9月の親子コミュニケーションセミナーについて、

1つ開催が決定しましたので、お知らせします。

 

9月8日(土) 10:00~11:30

「お子様が、身の回りのことを

 自分でするようになる心の持ち方」

 

少しでもいいから、自分のことを、自分からやってほしい…

 

それは、幼稚園児をお持ちの保護者の方なら、一度は持たれた

ことのある気持ちかもしれません。

 

もうそろそろ、これぐらいはやってほしい…

〇〇ちゃんは、もう、こんなことを1人でやっているらしい…

怒れば怒るほど、素直にならない…(そして、自分を責める…)

 

そんなことはありませんか?

 

むさしの学園では、保護者の皆様からのこんなお困りの声にお応え

して、幼稚園、特に年長程度のお子様が、自分で自分の身の回りの

ことをするようになるための、親御さんの心の持ち方について考える

セミナーを開催することにしました。

 

ぜひ、ご関心ありましたら、ご参加ください。

 

なお、この日は、年中・年長のお子様をお預かりできます。

特に、年長のお子様は、小学校への進学もあと少し。ちょっとした

経験でも、お子様の安心材料にはなるものです。どうぞ、ご一緒

ください。

 

また、年少以下のお子様は、大変、恐縮ながらお預かりはできません。

ですが、セミナーの席にご同席されることはかまいません。

 

お申し込みは、以下のアドレスにメールでお願いいたします。

 

info@musashino-gakuen.com

 

件名に、「9月8日参加希望」

本文に、「参加される方の名前(ご夫婦やご友人といらっしゃる

     場合は、すべての方)、お子様の名前・性別・年齢・学年」

をお書きください。

 

ご参加、お待ちしております。

ご不明の点がありましたら、お気軽に上記アドレスまでメールを

くださるか、以下の代表番号まで電話でお知らせください。

 

むさしの学園小学校

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少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

この夏は、むさしの学園の歴史について、書かせていただいてきました。

今日は、とうとう夏休みも最終日。

太平洋戦争終了後の新しいむさしの学園についてのお話です。

 

では、本題の前に、これまでの記事のおさらいをします。

 

大正時代の募集広告(最初に新聞に掲載した募集広告から、

 むさしの学園の精神をひもときました)

むさしの学園の生まれましたわけ(次の続むさしの学園の生まれました

わけと合わせて、創立者の創立の弁をご紹介しました)

続むさしの学園のうまれましたわけ

札幌農学校とむさしの学園(創立者と札幌農学校との間にあった、

関係をご紹介しました)

創立1年目のむさしの学園(当時の日誌から、創立直後の様子を

ご紹介しました)

創立2年目からのむさしの学園(やはり、当時の日誌から、2年目~

昭和16年までの様子をご紹介しました)

存亡の危機・むさしの学園小学校(昭和16年の存亡の危機から、

戦争中のむさしの学園の様子をご紹介しました)

 

もし、今日のブログから見てくださった方がいらっしゃいましたら、

上の過去記事も読んでくださると、とてもうれしいです。

 

さて、では、本題です。

 

1945(昭和20)年8月15日 終戦。

武蔵野の地に、御岳の疎開地から6年生が戻ってきました。

それに、その弟妹が仲間に加わり、教師の家で複式学級での学校の

再開です。

美術と音楽は、荻窪の教師宅まで出かけての授業でした。

 

1946(昭和21)年

次第に、戻ってくる子どもが増えてきます。

しかし、校地と校舎がありません。適した土地を武蔵野で探しています。

入学式は、教師の家の庭に掘っ建て小屋の仮校舎を作り、なんとか

おこなうことができました。

 

1947(昭和22)年

6年生の高原学校が軽井沢でおこなわれました。

そして、11月、とうとう武蔵境駅南側の日本獣医畜産大学南側に

土地を見つけ(現在、ドラッグストアがあるあたり)、創立者の

佐藤藤太郎が、自宅を売却して購入しました。

 

1948(昭和23)年

校舎建築のための月謝前納を母の会でお願いしたところ、皆様、

ご協力くださり、資金の目途がつきました。

しかし、復興の建築ラッシュで資材が入手できません。

佐藤は、郷里の秋田に戻って、材木を手に入れました。

基礎工事に使うコンクリート片や砂利は、境浄水場から譲り受け、

子どもたちと教師たちで運びました。

 

1949(昭和24)年、認可が下り、校舎建築がはじまりました。

全児童が、自分たちの学び舎づくりに参加し、4年生以上の子どもたちは、

武蔵境駅で、貨車から材木をおろすことさえやりました。

 

1950(昭和25)年、落成式・祝賀会です。保護者と来賓、子どもたち

が集い、心をこめて祝いました。

 

1951(昭和26)年、学校法人武蔵野学園が誕生します。

全校母の会では、校長から、「健康な人、心の美しい人、気品の香り高い人、

高遠な理想・志を抱く人、夢を持って世界に羽ばたく人を育てたい」、

そして、

「子どもに大志を抱かせなさい。必ず、なる、と希望を持ちなさい」

と、力を込めて話がありました。

 

1952(昭和27)年、1943年を最後に途絶えていた臨海学校が

復活しました。

 

激しい戦争の下、教師の家を使った文字通りの寺子屋学習という時代を

経て、西久保から武蔵境という新たな地を定めた新しいむさしの学園。

 

ベビーブームもあり、入学希望者もどんどん、増加しました。

1954(昭和29)年には、卒業生のデザイナーにより、制服が制定

されました。

 

そして、かねてからの強い要望に応えて、中学校設置のための校地購入に

至ります。1957(昭和32)年のことです。

 

新しい日本が、貧しいながらも活力に沸いていたように、むさしの学園も

新たな地で、根付き、葉を茂らせていきました。

 

しかし、このままでは、話は済まなかったのです。

 

新しい校地購入後のお話は、来週にさせていただきます。

 

むさしの学園小学校

042-361-9655

 

少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

昨日は、創立2年目から、15年間を駆け足でご紹介させていただきました。

 

今日は、戦争の足音が聞こえる1941(昭和16)年のことから

始めさせていただきます。

 

昭和16年、政府は、国民学校令を発して、小学校を廃止し、

国民学校とすることを命じました。

 

その際、私立小学校各校は、小学校としての存在を許されず、

文字通り、存亡の危機を迎えます。

 

創立者の佐藤藤太郎は、他の私立小学校とも連携し、存続が

許されるよう、尽力します。

 

結果、小学校の存続は認められない。

 

だが、「初等学校」という名前での存続は認める、

となり、存続が決定しました。

 

しかし、喜んでばかりはいられません。

臨海学校を実施していた千葉県・岩井海岸は、東京湾の入り口に近く、

要塞地帯とされ、立ち入りが許可されず、臨海学校を実施できません

でした。

 

1943(昭和18)年になると、近隣の中島飛行機の工場が拡大

されることになり、そこから南にむかって、調布飛行場まで、

直線状の軍需工場地帯となりました。

 

その中で、学園の敷地を国家的見地から譲ってほしい、との申し入れも

あり、万が一の空襲も考えて、学校疎開が話し合われるようになりました。

 

1944(昭和19)年、いよいよ戦況は悪化し、激しくなってきました。

三多摩地区は、学童疎開の指定区域外でしたが、指定区域内に住む児童も

多く、自主的な疎開が始まっていました。

 

そこで、とうとう、長期休校を決定することになりました。

しかし、存続の希望が多かったため、小金井に学校疎開することになり、

147名の児童が希望しました。

 

とはいえ、教室が不足します。

そこで、教師たちの家も使って、文字通りの「寺子屋式」となりました。

疎開したとはいえ、小金井です。空襲もあり、授業が打ち切られたり、

数日間休校を余儀なくされたりしていました。

 

1945(昭和20)年、いよいよ戦況悪く、空襲も激しさを増して

います。

 

3月の卒業式を機に閉鎖を伝えたところ、それでも存続の希望が

ありました。

 

そこで、担任が子どもとともに、御岳山麓に疎開し、何とか、授業を

続けました。

 

そして、8月15日、終戦。

新しい日本が始まります。新しいむさしの学園も始まることになりました。

 

戦後のむさしの学園は、また、明日のお話とさせていただきます。

 

むさしの学園小学校

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少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

今日は、2年目のむさしの学園について書かせていただきます。

1925(大正14)年、むさしの学園は2年目を迎え、作文集「田園の教育」が

創刊されました。

 

そして、ひまわりを図案化した校章もこの時に誕生しています。

 

創立初年におこなわれた夏の学校は、この年から、臨海学校として、

三浦半島三戸浜で実施されました。なんと、9泊10日であったそうです。

 

この翌年には、元号が昭和に変わります。

 

1930(昭和5)年、校歌「むさしの学園の歌」が誕生します。

作詞は、6年生の子ども達と担任の吹本先生。

そして、作曲は、在校生保護者の信時潔氏です。

信時氏は、「海ゆかば」などの作曲で有名な方です。

 

1935(昭和10)年、6年生対象の高原学校が始まりました。

場所は、妙高高原。

スケジュールは、こういうものだったそうです。

 

8月1日 自動車に分乗し、善光寺参りの後、宿舎へ。

8月2日 午前中は勉強。午後は赤倉の温泉プールへ。往復6km徒歩。

8月3日 午前中は勉強。午後は苗名の滝と富沢発電所見学。往復12km

      徒歩。

8月4日 午前中は写生。午後は自由に過ごす。

8月5日 お弁当を持参して、野尻湖、一茶の旧跡も訪ねて往復15km徒歩。

8月6日 登山の予定が雨で中止。午前中は勉強、午後は雨上がりを縫って、

      採集等。

8月7日 今日も雨。昨日と同様。

8月8日 天候不良のため出発を2時間遅らせ、無事に登山。

8月9日 赤倉温泉プール。登山疲れのない先生と子どもは笹ヶ峰牧場へ。

      往復30km徒歩。

8月10日 帰京。

 

1939(昭和14)年になると、児童も増え、300名にもなりました。

そこで、手狭になった校地を拡大すべく、隣接地を購入する話がすすめられました。

 

購入資金は、「育成社」を立ち上げて、募ることになり、保護者の松前重義氏が

理事長を務めてくださいました。松前重義氏は、東海大学の創設者です。

 

と、わずか6名で始まったむさしの学園も、15年を経過し、その規模も大きくなり、

発展をとげてきました。

 

しかし、時代の影は、次第に暗くのしかかってくることになります。

 

明日は、1941(昭和16)年、国民学校令についてのお話から始めたいと

思います。

 

むさしの学園小学校

042-361-9655

少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

コミュニケーションセミナーのお申込み状況

8月23日午後4時現在)をお知らせします。

 

 

8月25日(土) 10:00~11:30

家庭内コミュニケーションセミナー

 

満席になりました。

 

 

 

8月28日(火) 10:00~11:30

第2回 あなたのニコニコを呼ぶ

     イライラマネージメントセミナー

 

満席になりました。

 

※公式ホームページでは、満席になっていませんが、先ほど、

満席になりました。更新を急ぎます。ご不便をおかけしますが、

ご了承ください。

 

 

8月29日(水) 10:00~11:30

第2回 家庭内コミュニケーションセミナー

 

ご好評につき、2回目を開催します。

ちなみに、8月23日午後4時現在残席2となっております。

ご関心お持ちの方、お早めにお申込みください。

 

 

夏休み中のコミュニケーションセミナーは、以上です。

9月以降もセミナー・イベントを開催していこうと思っておりますので、

ぜひ、こちらのブログで情報をチェックしてみてください。

 

 

ちなみに、現在のところ、未定ではありますが、以下の日程での

開催を計画しています。

 

・9月8日(土) 午前

・9月15日(土) 午前

・9月24日(月) 午前

 

土曜日開催分につきましては、年中・年長のお子様と一緒にご参加

いただき、小学校生活の体験をすることができます。

 

平日開催分は、まことに申し訳ございませんが、お子様のお預かりが

できません。ご了承ください。(未就園のお子様がお母様と同席する

ことはできます

 

なお、本学園では、土曜日を行事日(行事のない日は休日)としている

ため、行事の多い10月以降は、土曜日にセミナー・イベントを開催する

ことができません。

 

とても残念なのですが、今年度の土曜日に開催するセミナーと、

お子様にご参加いただける体験授業は、8月・9月までです。

ご承知おきください。

平日の午前中は、皆さまの声もうかがいながら、開講したいと

  思っていますので、ぜひ、ご参加ください。

 

さて、これらのセミナーにお申込みくださる場合は、以下のアドレスまで

メールでお願いいたします。

 

info@musashino-gakuen.com

 

件名には、

「参加する日付+参加希望」

 

本文には、

「参加される方のお名前(ご夫婦や複数の場合は、

すべての方)と、お子様の名前と年齢・学年・性別」

 

をお書きください。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

また、ご不明の点は、お気軽に上記アドレスまで、お問い合わせ

ください。よろしくお願いいたします。

 

むさしの学園小学校

042-361-9655

 

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